ポートフォリオ カベルネ・ソーヴィニヨン "リミテッド・エディション" ナパ・ヴァレー [2011] (正規品) Portfolio Limited Edition
Item Number 16
【Mondavi醸造長作】P.B.■もしもヘンドリーのBlock8に、そしてオーパスに更なる上位キュヴェが存在するのなら…それはこれかも【Portfolio Cabernet "Limited Edition" Napa Valley 2011】 ◎近代カリフォルニアの父、ロバート・モンダヴィがそのワインに惚れ込んでケースで買い求め、同時にオーパス醸造長に抜擢。
全米栽培家のドン、ジョージ・ヘンドリーがその腕に舌を巻き、自らの果実を喜んで提供した…米国を代表する二人の翁が陶酔した、天才女性醸造家の存在…それが "ジュヌビエーヴ・ジャンセンズ女史"(Genevieve Janssens)。
そして彼女のプライヴェート・レーヴェルこそが 『ポートフォリオ』 です。
【 モンダヴィ醸造長 】 高い品質の割にはあまりワインメーカーの存在が表立って語られない 『ロバート・モンダヴィ』 にて、2013年現在、醸造責任者を務める人物こそがジャンセンズ女史。
また彼女自身のレーベルであるこのポートフォリオは、現在ジョージ・ヘンドリーから彼の最高傑作とも言える「ブロック8」産果実の使用を許される全米唯一の供給先です。
「ヘンドリー産果実を用い」、「ロバート・モンダヴィの息のかかった」、「ジャンセン女史が手掛けるワイン」…とはまさに "かつての" オーパス・ワンそのもの。
現在のオーパスは、ヘンドリー産果実、モンダヴィ家の運営、どちらからも切り離されてしまいましたが、ポートフォリオにはモンダヴィの指揮を執るジャンセンズ女史も、ヘンドリー・ランチ産果実も、高い格式も健在。
今のオーパスに少しでも疑問を感じたなら…迷わずこちらへ乗り換えてください。
単に味わいそれ「のみ」で価格に匹敵する真のナパが一体どれほど存在するでしょうか?今作はそんな数少ない芸術的真打の一片です。
(※←正規品は、平行品では見られない白紙巻き仕様) 米国でも有名な男性誌、「エスクァイア・マガジン」の日本語版「エスクァイア・ジャパン」では、「アートとワインが響きあう、新しい創造の世界。
」としてジェンセン夫妻の特集も組まれました。
旦那様のルックは芸術家。
現在の日本正規インポーターが夫妻と知り合ったのも、元はワインではなく、ルックの絵画が先でした。
二人の作品は、どちらも触れるものの心に響きます。
ポートフォリオにて造られるワインは、『リミテッド・エディション』 唯一これ一種。
例年カベルネ8割にフランが2割の構成比ですが、その果実の出所を知って、驚きの震度が強ければ強いほど、貴方はNAPAを知っています。
◎カベルネ…ヘンドリー・ランチ・BLock8(100%) 使用されるカベルネ、その全てがヘンドリー翁による 『ヘンドリー・ランチ』 の "ブロック8"(左画像)から。
ブロック8産果実は、かつてモンダヴィのリザーヴやオーパスにも使用されていたヘンドリー・ランチの最高区画です。
しかし現在では、ブロック8産果実は唯一の例外を除いて外部への販売を一切許されていません。
その唯一の例外こそがポートフォリオ。
ご存知のようにヘンドリーでは自らのフラグシップ・カベルネですらも、今やブロック8以外の果実をブレンドするようになりました。
即ち今作ポートフォリオこそが、カベルネを100%ヘンドリー・ブロック8から賄う全米唯一のワインなのです。
◎フラン…ウェイツ・ヴィンヤード(100%) 一方カベルネ・フランは、ナパの老舗ターンブルが所有していた 『ウェイツ・ヴィンヤード』 から。
かのダラ・ヴァレの近隣、オークヴィル東のヒルサイドにあるこの畑は、ヴァカ山脈からの赤い火山性土壌で、岩石質の水捌けの良い土壌を誇り、深みある色合いと力強い香りやアクセントを与えています。
因みにパーカー準パーフェクト、【RP99点/WS98点】というとてつもない評価を誇る、ナパのウルトラ・レア 『マイバッハ』(醸造家はシュレイダーのトーマス・ブラウン)は、このウェイツ・ヴィンヤードからの単一畑。
メーキングにしてもオーパス時代のチーム編成とは異なり、彼女1人で行うことから100%その意思を反映させることが可能です。
オーパスの元ワインメーカーが、ブロック8×ウェイツからの最上の果実を使用し、自らの全てを注ぎ込んだ夢のアイテム…最高の醸造家の技術と至高のフルーツが交わり、そして5年の時を重ねたカベルネ、それがこのボトルなのです。
▼ポートフォーリオ・ワイナリー(Portfolio Winery) 仏ワイン醸造業の一家に生まれたジュヌビエーヴ・ジャンセンズ女史は、1979年にカリフォルニアに渡り、ロバート・モンダヴィに副エノロジストとして入社します。
1989年にはオーパス・ワンのディレクターに任命され、醸造チームで腕を奮い、その後はモンダヴィの「ト・カロン・プロジェクト」(モンダヴィが総予算約30億円を掛けて行った旗艦ワイナリ大規模改修計画)にて更なる重責を担い、現在もモンダヴィのディレクターとして監修部門のトップを務めています。
そんな彼女(右画像右)が1998年、芸術家であり夫のルック(右画像左)と共に自身のプライヴェート・レーベルとして、ナパで定められる自宅製造の上限であるわずか≪80ケース≫というガレージ規模にてデヴューを飾ったのがこの 『ポートフォリオ』 でした。
ラベル・デザインは旦那様ルック氏の作品。
彼女が自らのワインのために選んだ畑はヘンドリー翁の 『ヘンドリー・ランチ』。
元々は彼女がオーパスの醸造家時代にオーパスのために選んだ果実でしたが、彼女の手腕をよく知るヘンドリー翁は、ポートフォリオの話を耳にすると我が事のように喜び勇み、自らの最高傑作であるブロック8からの果実を進んで提供したそうです。
彼女とこのワインに対する賞賛の声は枚挙に暇がありません。
主だったもの「だけ」を抜粋しても以下の通り。
…お時間御座いましたらご一読を。
◆全米年間No.1【Wine of the Year】 ('99/コノイシュアーズガイド) ◆【ウーマン・オブ・ワイン】受賞 (サンフランシスコ・クロニクル誌) ◆「ナパのガレージ・ワイナリーからの偉大なるアート・ワイン」 (WE誌) ◆「造り手の情熱が乗り移っているとしか言いようのない、徹頭徹尾磨き上げられた酒質は凝縮しており、静けさすら感じる」 (リアルワインガイド) ◆「これがまさに味わいの中に詰め込まれている究極のガレージ・ワイナリーだ。
豊満さと滑らかさではハーランを、骨格と深みはオーパス・ワンを越えるかのようなけた外れのワイン」 (季刊ワイン王国) ◆「世界で最も少量で偉大なカルト・ワインの1つ」 (フロリダ・タイムス) ◆「際立った一流の女性醸造家」 (サンフランシスコ・キュイジーヌ誌) ▼ 2011年 【年産250ケース】 (同年オーパスは25,000ケース) ナパ・ヴァレーでは比較的涼しい気候が続いているここ10年ですが、2011年の葡萄の成長期は、朝霧の強い影響を受けたり、低い気温と開花期の予期せぬ雨に見舞われるなど、難しい年となりました。
しかし、その厳しい気候条件が、葡萄の成熟期間を引き伸ばし、収穫時期を通常より遅らせることとなり、結果として最高のアロマとフレイバー、さらには成熟したタンニンを育むことができ、新たな力を見せてくれました。
ローストしたアーモンドやスパイスのタッチを織り交ぜた、ブラックベリーやカシスの芳醇なアロマたっぷりの香りに、美しく流れるような飲み口。
きめ細やかで緻密なタンニンは良く熟しており、心地よいヴェルヴェットのような舌触り。
フレッシュハーブやミネラリーなアクセントが全体を引き締め、力強くも繊細な長い余韻が続きます。
「良いワインを造りたかっただけ。
」ポートフォリオ始動のきっかけは?とインタヴュワーに問われたジャンセンズ女史はそのように明快な一言で返しました。
シンプルな思想も、極限まで高められるとこれほどまでに素晴らしい結果を産むのか…と唸らせられる酒質です。
その柔らかさはまどろみのようであり、カルト視される高級ナパの一部が持つような過渡な厚化粧感は一切ありません。
それとは対照的な、エレガンスの極みともいえるタンニン。
酸と果実のバランスは偶然の産物か?と思わせるほどの高い次元にあり、その深み、コク、複雑性は圧巻の一言。
これを飲んでいると現代のナパ・カベはむしろ退化しいるのではないかと思わせるほどに緻密です。
●オーパス・ワンの流通価格は軽く3万円を超えます。
それでも…の圧倒的人気。
私イナムラは思います、「これほどのワインがあるのに何故?」 【USR】【CAB】 ■ワインエンシュージアスト誌95ポイント
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カリフォルニアワインのYANAGIYA |
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37,800円(税込み) |